
BootCampを使ってMacに入れたWindows 10では、英数/かなキーを押しても何も反応しないことがあります。
今回はAutoHotKeyを使って英数/かなキーを無変換/変換キーとして使えるようにし、それらの動作を英語/日本語入力に割り当てていきます。
目次
とりあえず動かしたい人向け
↓ここからダウンロードして実行、おわり
https://github.com/hyrorre/BootCampKeyFix/releases/tag/Version1.0
環境
- MacBook Pro 13インチ Retina Display Early 2015
- Windows 10 バージョン 1909(November 2019 Update)
(2020/04/01追記) 以下、りこたん(Ricotan)さんからの情報提供です。ありがとうございます!
Macbook 10,1+Windows10 1909にて動作確認。SPIキーボードで動作を確認したことになります。
Macbook 10,1 = MacBook (Retina, 12-inch, 2017)
https://github.com/hyrorre/BootCampKeyFix/issues/1
AutoHotKeyのダウンロード&インストール
AutoHotKeyはキーボードの入力自動化や、ウィンドウの情報取得などを行うソフトです。
AutoHotkey Downloads
スクリプトファイルの作成
「BootCampKeyFix.ahk」というファイルを作り、以下の内容をコピペ&実行
*sc071 up::
SetKeyDelay -1 ; 置換先がマウスの場合は SetMouseDelayになる。
Send {Blind}{vk1Dsc07B DownTemp} ; "DownTemp"は"Down"に似ているが押下中はキーリピートを送る。
Return
*sc072 up::
SetKeyDelay -1 ; 置換先がマウスの場合は SetMouseDelayになる。
Send {Blind}{vk1Csc079 DownTemp} ; "DownTemp"は"Down"に似ているが押下中はキーリピートを送る。
Return
ちょっとした解説
英数/かなキーはイベントがKeyUpしか発行されない仕様のようで、単純にスキャンコードマップやリマップだけだと上手く動かなかったので、
英数/かなキー のKeyUp イベントが発生した時に無変換/変換キーのKeyDownイベントを送るようにしました。
変換/無変換キーで英語/日本語入力を切り替えられるようにする
Google先生に聞けば無限に記事が出てくるので、それを参考に設定してください。
Microsoft IME 変換 無変換 – Google 検索
google 日本語入力 変換 無変換 – Google 検索
すごく困っていたので大変助かりました。